葬儀の方向性と喪主を決める
危篤の報から遺体安置までの流れのなかで、最初に家族内で話し合う内容は、葬儀社と葬儀場、葬儀の日程、葬儀内容、そして誰が喪主を務めるかを決めることです。逝去後の家族は精神的にも肉体的にも疲弊しているため、なるべく早く葬儀社を決めておきましょう。
葬儀社が決まれば、病院からの遺体の搬送で悩むことはなく、僧侶のスケジュールと葬儀場・火葬場の混雑状況とすり合わせて葬儀の日程も決まります。どのくらいの規模でどんな葬儀にしたいかも、家族内の意見をまとめておきましょう。
喪主は一般的には配偶者や長男、長女が務めますが、喪主になるべき人が高齢だったり、精神的ショックが大きかったりすると、家族から代行する人物を立てることもあります。遺影写真も複数の候補を探しておき、家族で話し合って決めましょう。