葬儀のマナー・知識

通夜が終わった後は「通夜振る舞い」へ

会食の目的

通夜が終了した後、別室のお清め所やお清め会場で酒食を振る舞う「通夜振る舞い」が行われます。また、火葬の後などにも「精進落とし」といった会食が行われます。ともに故人への供養の場であり、弔問客に対するお礼とお清めの儀式でもあります。仏式、神式ともに会食の機会が設けられますが、地方によってはお茶やお菓子、軽食を出すなど、さまざまな形があります。

 

会食のマナー

遺族からお清め所へ誘われたら、断らずに席につくのがマナーです。時間がなくても、ひと口でも箸をつけるのが故人への供養となります。酒食が振る舞われるといっても、宴会ではありません。お清め所は故人の思い出をおだやかに語り合う場です。

 

杯を差し出す際には乾杯とはいわず、故人に捧げるという意味で献杯といいます。個人や遺族と親しい間柄でなければ、長居せずに30分程度で退席しましょう。お酒を飲み過ぎて大声を出したり、故人の死因などのプライバシーに踏み込んだりするのはマナー違反です。

 

 

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