こんにちは。葬儀WEB編集部です。 このWEBmagazineでは、葬儀に関する知識やマナーなどをご紹介。いつか訪れる葬儀を不安なく、希望にあわせておこなえるよう葬儀のお役立ち情報をお届けしていきます。 まだ準備中ですが、よろしくお願いいたします。

葬儀のマナー・知識

お通夜のマナーにご注意を

お通夜とは 通夜は葬儀の前日に行われる儀式です。親族や親しい人が夜通しで故人に付き添い、霊を慰めたために通夜と呼ばれています。また、仏陀が入滅した際に弟子が夜通しで説法を説いたことが通夜の由来とする説もあります。故人に生前と同様の食事を出す「殯(もがり)」という日本古来の葬儀儀礼の名残ともいわれ、「夜伽」とも呼ばれる、古い歴史を持つ儀式です。 一般的には亡くなった翌日に通夜、翌々日に告別式という日程が組まれます。しかし、都市部を中心に火葬場の予約が取りにくくなっている現状もあり、葬儀の前日を通夜とすること ...

お通夜・葬儀の準備

喪主の服装

男性の服装 男性の喪主は通夜が始まるまでは平服、通夜はブラックスーツ、告別式は正礼装のモーニング、または黒紋付羽織袴が本来のマナーです。 ただし今は葬儀全体を通してブラックスーツの着用が主流です。スーツはシングルでもダブルでも構いません。ワイシャツは白の無地、ネクタイと靴下は黒、靴は光沢のない黒とし、清潔感のある装いを心がけます。   女性の服装 女性が喪主の場合は、通夜はブラックフォーマル、告別式はブラックフォーマル、または黒無地染め抜き五つ紋付きの着物が本来のマナーです。和服を着慣れていない ...

お通夜・葬儀の準備

喪主のマナー

祭壇の脇で弔問を受ける 喪主は葬儀の主催者として、僧侶や弔問客に対して礼を尽くして対応します。会場出入口までは出向かず、祭壇の脇や焼香台の側で弔問を受けます。そうすることにより弔問客も喪主を探して歩き回る手間が省けます。お見送りやお茶出しなどは他の人に任せ、常に葬儀会場全般に気を配りながら、弔問客を迎えます。   僧侶、弔問客をもてなす 通夜振る舞いや精進落としでの会食の場では、喪主と遺族は末席に座ります。僧侶がスケジュールの都合で会食に同席できない場合は、料理を箱詰めにして渡すか、御膳料として ...

お通夜・葬儀の準備

喪主について

故人の血縁者が担当 喪主は遺族を代表して葬儀全般を取り仕切る主催者です。また、葬儀費用を負担し、葬儀全体を管理する責任者を施主といいます。一般的には、喪主が施主を兼任する場合がほとんどです。 喪主を決める法的なルールはありませんが、故人の配偶者が喪主を務めるのが一般的です。配偶者が高齢などで喪主を務めるのが難しい場合は、故人と血縁関係の深い方が務めることになります。優先順位は故人の長男、次男以降の直系の男性、次に長女以降の直系の女性が年長順に務め、次に故人の両親、兄弟姉妹となります。   血縁者 ...

お通夜・葬儀の準備

お墓について

納骨の時期 葬儀が終わると次は納骨です。火葬した遺骨は自宅や寺院に一旦持ち帰り、四十九日の忌明けまでに納骨式を行います。お墓がない場合は、墓地の区画を購入して新たにお墓を建てることになりますが、その場合四十九日に間に合わないことが多く、その時は、建立後や一周忌、三回忌、お彼岸やお盆などに納骨を行いましょう。   お墓がない場合の供養方法 近年、お墓は不要と考える人も増えています。不要といっても日本には「墓地、埋葬等に関する法律」があり、自宅の庭に勝手に埋葬することはできません。お墓を持たずに供養 ...

お通夜・葬儀の準備

菩提寺がわからない、ない場合

菩提寺がわからないときは 先祖代々のお墓があり、その菩提を弔う寺院が菩提寺です。近年は故人と遺族の住まいが菩提寺から遠く離れた場所にあり、菩提寺も宗派もわからないというケースがあります。たとえ疎遠になっていても、故人の親族に確認してみましょう。仏壇があれば、ご本尊様やご先祖様の戒名から宗派を特定できることもあります。 菩提寺がわかったら、連絡して僧侶に来ていただけるかを確認します。来ていただける場合は、交通や宿泊の手配、費用負担は遺族側で行います。 菩提寺の都合でお越しいただけない場合は、遺族の住まいの近 ...

お通夜・葬儀の準備

葬儀社を決める日

遺体安置後に葬儀社を選定 今はほとんどの方が病院で死を迎えます。ご臨終後に遺体は病院内の霊安室に移動・安置され、さらに自宅や施設の安置場所へ搬送することになります。病院からの搬送は一般的に葬儀をお願いする葬儀社に依頼します。しかし、急な事態で葬儀社が決まっていない場合は、病院内に常駐している葬儀社に依頼することも可能です。葬儀まで依頼することもできますが、「搬送」のみ依頼することも可能です。遺体の安置を済ませてから、信頼できる葬儀社を調べて、予算や葬儀の進行内容を確認してから契約しましょう。 なお、病院の ...

お通夜・葬儀の準備

葬儀場の決め方

葬儀場の種類 かつては自宅で葬儀を行うのが一般的でしたが、今は自宅よりも葬儀場(斎場)を使用する人が増えています。葬儀場にもさまざまな種類があるため、メリットとデメリットを把握しておきましょう。   ◇自宅 自宅葬儀は少なくなりましたが、自宅から送ってあげたいという気持ちは根強く残っています。自宅に祭壇を設置するスペースがあるか、棺が搬入できるのか、参列者を受け入れるスペースは十分かなど、諸条件を葬儀社と確認する必要があります。葬儀場を利用しない分式場利用費の負担がなくなりますが、お部屋の片づけ ...

葬儀のマナー・知識

葬儀の服装と持ち物について

通夜と告別式は喪服が基本ですが、遺族でなければ平服で参列して構いません。 急な知らせで、仕事帰りなどに直接出向くケースもあるかと思います。その時は、仕事で着ていた服装でも問題ありません。本来、喪服は告別式に着用する礼装であり、お通夜での喪服着用はあらかじめ準備をしていたという意味合いから失礼であるとされていました。しかし、最近では告別式に出られないためお通夜に参列するという人が増えていることから、喪服での参列が一般的になってきたのです。 平服の場合の男性は地味なスーツに黒ネクタイと黒い靴が相応しいです。女 ...

葬儀のマナー・知識

弔問とは

弔問とは 突然の訃報に接すると、あわててしまって何から準備すればいいのか戸惑いがちです。弔問のタイミングやマナーを事前にしっかりおさえて、喪主や遺族に失礼のない弔問を心がけましょう。   弔問とは「故人の安置されている場所に訪問して、遺族にお悔やみの言葉を伝えること」です。本来は故人の親族やごく親しい人が、通夜の前に駆け付けること、または通夜と告別式に時間の都合がつかず、後日改めて訪問することを指します。通夜・告別式は参列する、会葬すると表現します。ただし通夜と告別式もお悔やみを伝える場であり、 ...

お通夜・葬儀の準備

多様化した葬儀のスタイル

葬儀の種類はさまざま 核家族が増加し、少子高齢化時代を迎えた近年、社会の変化と共に葬儀のスタイルも多様化しています。宗教的な儀式の意義が見いだせない、故人が希望した葬儀の形式をかなえたい、お金をかけずに済ませたい、などという声も多く聞かれます。まずはどんな葬儀があるのか、葬儀の種類を知っておきましょう。   ◇家族葬 家族などの近親者だけで行う、少人数の葬儀です。一般の参列者は出席せず、故人との別れの時間をゆっくりと過ごせます。ただし、香典収入が少ないため、葬儀費用の大半は遺族の持ち出しとなりま ...

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